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建設作業に必要な資格一覧表!取得メリットと仕事で活かせる資格7選

2023年05月19日

「建設業界で働くには資格を取るべき?」
「仕事に活かせる資格を教えてほしい!」
そう悩んでいる方も多いでしょう。

そこで今回は建設の資格を取得するメリットと、建設作業に活かせる資格を解説します。
資格取得を考えている方は本記事をぜひ参考にしてください。

建設作業に必要な資格一覧表!取得メリットと仕事で活かせる資格7選

建設作業の資格を取得するメリット

まずは建設作業の資格を取得するメリットについて解説します。
メリットを知れば、資格取得の必要性が分かるはずです。

こなせる業務の幅が広がる

建設業界ではそもそも資格がないとできない仕事もあります。
とくに特殊な建物や発注金額が高い建築物は、経験や知識を備えていなければ対応できません。
資格を所持していれば様々な建物に対応できます。
こなせる業務の幅が広がり、さらに経験や知識が深まっていくのです。

信頼度が高まる

資格を所持しているとそれだけで信頼度が高まります。
例えば「資格を持っているから安心して任せられるな」「有名な資格を所持しているから契約してみよう」と信頼してもらえるのです。
たかが資格されど資格であり、同じスキルの社員が2人いれば、資格を取得している方が評価されやすいのは言うまでもありません。

昇給やキャリアアップにつながる

資格を取得すると給料に反映される企業もあります。
会社側が本人の頑張りやスキルを評価している証拠であり、ゆくゆくは昇格のチャンスも広がるでしょう。
また就職や転職時などでも資格を所持していると有利です。
知名度の高い企業で働けたり、待遇の良い企業で勤務できたりするのもメリットと言えます。

建設作業に必要な資格一覧表7選

続いては建設作業に必要な資格を解説します。
一覧表をご覧いただき、興味をもっていただければ幸いです。

建築士

建築士は建物の設計や施工におけるプロフェッショナルな資格です。
建設業界で最も代表的な資格と言っても過言ではありません。

建築士の資格は1級・2級・木造建築士に分かれており、管理できる幅が異なります。
難易度が一番低い木造建築士でも合格率は約30%前後ですが、それだけキャリアアップにつながりやすいです。

建築設備士

建築設備士は建築設備全般の資格であり、建築士の上位にあたる資格です。
建築士に対し、より複雑で高度な現場での監理やアドバイスが可能となります。

近年は建物の安全性が確保された反面、構造がより煩雑になったのも事実です。
今後も建築設備士資格の価値はますます高まると言えるでしょう。

電気工事士

電気工事士は建設における電気設備の工事や取り扱い時に必要な資格です。
具体的には配線工事を請け負ったり、冷暖房設備関連の電気工事を担ったりします。

資格には第一種電気工事士と第二種電気工事士があり、第一種電気工事士はより高度な工事に携われるのも特徴。
例えば大型商業施設の工事や高圧の電線工事も行えるのです。

建築施工管理技士

建築施工管理技士は建築の現場で指揮・命令を行える資格です。
いわゆる現場監督と思ってもらえれば良いでしょう。

監督と名付けられる背景からも、設計者との打ち合わせ・資材調達・安全管理なども行っていきます。
1級と2級があり、1級であれば大規模な建設現場にも携われるのが特徴です。

土木施工管理技士

土木施工管理技士は道路・橋・鉄道などの建設現場で活躍できる資格です。
施工計画・書類手続き・周辺住民への説明などが土木施工管理技士の具体的な仕事となります。

多くの方が日頃から利用するインフラ建設や整備に携われるのは大きなやりがいでしょう。
自然災害が多発する日本では重宝される資格と言えます。

管工事施工管理技士

管工事施工管理技士とは管工事にまつわる作業に必要な資格です。
管工事とは空調・給排水・ガスなど、管を使う設備での工事を指します。

管は目に見えにくい場所のため、決して花形の仕事とは言えないかもしれません。
とはいえ人々が快適に過ごすためにはなくてはならない仕事です。
「縁の下の力持ち」として、挑戦しがいのある仕事と言えます。

消防設備士

消防設備士はスプリンクラー・消火器・火災報知器などの工事や点検をするために必要な資格です。
資格には甲と乙の2種類があり、甲種であれば点検・整備・工事が可能となります。
(乙種は点検・整備のみ。工事はできません)

消防設備士の資格は建設・建築業界の中でも、ビル管理会社や消防設備会社では必須の資格です。
該当する方は資格を取得しましょう。

まとめ

建設作業の資格を取得できれば、こなせる業務の幅が広がります。
スキルアップが実現するだけでなく、昇給やキャリアアップも夢ではありません。
建設作業に必要な資格は主に7つです。
自分に必要な資格をあらためて確認し、積極的に資格試験へチャレンジしていきましょう。

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